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コロナ禍で看護学生の実習ができなくて不安という学生に思うこと。

こんいちは!Lisaです。

今回は、久しぶりの「ナース」編。

 

今回は、こちらのYahooの記事を読んで思うことがあったので、ブログにしました。

 

 

私も看護大学生だった頃、3年、4年生で実習に行きました。

看護実習と言えば、「大変」というイメージがあり、実際に大変でした。

平日は全て病棟へ行き、病棟実習後はカンファレンス、土日はレポート作成で潰れ。

とても大変だったなぁという思い出があります。

 

果たして、そこまで苦労した実習は実際、臨床に出てどうなのか?役立つのか?

私の考えをまとめたいと思います。

 

この記事を書いた人
  • 中堅看護師あたりで渡米のため退職
  • 看護師として学生指導経験あり

 

 

f:id:Lisausa:20210202114914j:image

 

看護実習とは?体験談から語る。

 

看護実習は、私が通っていたは大学は、3年の後期から始まりました。

実習は、成人看護、母性看護、小児看護、と様々な看護の領域に分かれていて、各分野後ごとに実習に行きます。

例えば、成人看護実習だと、急性期(オペ後とか)、慢性期実習(がんとか)に分かれて、病棟に行きます。小児看護領域では、小児科、母性看護領域では、産婦人科など。

1人の患者さんを受け持たせていただいて、その方の疾患の病態生理に始まり、アセスメント、看護問題を挙げ、看護計画を立て展開していくというのが一連の流れとなります。

実習期間は学校によってそれぞれかもしれませんが、2週間のローテーションで大学3年生の後期はずっと実習でした。

 

他にも、保健師免許を取るために、「地域看護実習」というものがあり、こちらは地域の保健センターなどに出向き、保健師になるための実習を行うもので、私は4年生の前期に実習に行いました。

地域看護活動領域のうち、公衆衛生看護活動並びに産業看護活動が展開される場において、各看護活動の特徴や役割を、看護職や保健医療の専門職、衛生管理者や保健事業を支える人々、住民や労働者等とのふれあいの中で、体験や実感を通して実践的に学ぶ。

地域看護学実習 - シラバス|シラバス(平成29年度)

  

今回は、「看護実習」について考えていきたいと思います。

  

看護実習のメリット

  • 1人の患者さんとじっくり向き合える
  • 受け持ち患者さんの疾患について深く勉強できる
  • アセスメントの方法や看護問題、問題解決のための計画・実践など、一連の看護過程の展開を学べる
  • 看護技術を実際に施行できる(バイタルサイン測定、ベッドメイキングなど)
  • 働くイメージが持てる

 

看護実習のデメリット

  • 期間が短い中で全てまとめなければならない
  • 担当看護師による差
  • 受け持ち患者さんとのコミュニケーションに問題があり情報収集がうまくいかない時がある
  • 患者さんの病状変化により、実習に支障が有る場合
  • 忙しすぎる
  • 資格がないため、医療行為がでない
  • 看護技術を実践するより考える、まとめる力の訓練

 

看護実習は臨床で役に立つのか。私の視点で考える。

 

私は、日本の看護実習においては、実習に十分に出れなくとも、臨床に出るのに大きな影響はないと考える。

 

実際に、看護師になって臨床に出ると、まず「患者1人受け持ち」なんてことはまずない。

新人の最初の頃は数人受け持ちから開始し、病棟勤務であれば最終的に夜勤時には、「1人で20人以上の患者」を受け持つことも少なくない。

担当が1人だったらできたことも、20人以上同時に看ればできないことが多いので、実習でやってきたことが役立つことは、ない。

しかし、看護実習経験は「1人の患者さんとじっくり向き合える貴重な時間」とも言える。そこで、多くのことを学び、本物の看護師になるその日に向けて自信をつけたり、感覚を養う期間であると思うため、看護実習が無駄とは思わない。

 

というのも、看護師となれば、その日の受け持ち患者以外に担当の患者がおり、その方の入院から退院までを受け持つ。退院後にはサマリーを、転院する場合には、相手の施設などに渡す看護サマリーを渡す必要がある。

そのためには、アセスメント能力と、看護問題提起、その問題に対する解決度などをまとめなければならないので、その点においては看護実習ではじっくり学べる機会があるため、とても役立つと思う。

 

しかし、それ以外が問題である。

 

資格がないため、医療行為は全くできない。バイタルサイン測定、ベッドメイキグなどは行えるが、点滴を作成したり交換したり、注射を打ったり、点滴を確保したりすることはできない。医師の処置の介助に入ったり、その手順を覚えたり。

輸液ポンプの扱い方、経管栄養、喀痰吸引など様々なことは、臨床に出てから勉強する。また、配属先がオペ室やNICUICU、ERなど特殊部門になれば、一般の病棟では扱わない機材の取扱方法も覚えなければならない。

この場合、看護実習の経験は全く必要がない。

 

また、看護師として学生指導担当者になった時、自分の実習体験をふりかって思ったことは「ナースって怖い」だった。

 

私の実習先の病院は、その日のデイナースに看護計画を発表して看護実習をスタートさせるのだが、看護師さんはとても忙しくまた学生に対してともて冷たかった。

「邪魔者」のような扱いであった。

看護計画を発表するのは、とても怖かったし、聞いてくれる人や聞いてくれない人、全く指導してくれない人、威圧的な態度で指導してくる人様々だった。

 

「看護師」になろうとしている人に対する態度なの?

そんな態度取ったら、辞めちゃう人もいるんじゃないの?

 

とう感じだった。看護師になりたい、という思いが消えそうな。そんな実習経験した方も多いと思う。それゆえ、看護実習は大変なのだ。

 

私が勤めた病院では、「学生担当」のナースを1人当てるのでそのナースは学生とともに過ごすことができ、業務に入らなくとも良かったので学生に集中できた。しかし、担当学生は1グループなので人数が多った。主に、その日のデイナースと学生の実習の計画との調整役、実習担当の先生との連絡調整だ。

 

私は、「怖い看護師さん」のイメージは好きではなかったのでとにかく、大学入学を目指す前の「看護師になりたい」というあつい気持ちをなくさないように実習担当として接した。

そのかいあって、最後のカンファレンスでは、全員看護師に対しては前向きに捉えてくれたようで、カンファレンスはいいものとなった。

 

本来ならば実習にはこういう意味があるのかもしれないと思った出来事だった。

 

まとめ

以上が私の看護実習ができなくて不安に思うことに対する答えだ。

あまり実習の有無は臨床にはほぼ影響がないと思う。あまり、不安に思う必要はない。

 

ただ、実習は責任が問われないが、看護師として働けば自分に責任が伴う。そのため、先輩方の指導は少々厳しいところもあるかもしれない。そこで実習中に辛かった経験を乗り越えたというバネが生きるのかもしれない。

 

例年より実習がなくとも最低1年間は怒られる覚悟でやるといい。

看護師の無知は凶器だ。怒られているうちが華です。先輩になると聞きにくい。知らないと勉強してないのか思われ恥ずかしい。

看護師になって臨床に出て、新人のうちにいっぱい怒られて、知識と技術を身につけましょう!

 

 

私が国試に一番使った本!まだあるんだね〜

これが一番良かった!

 

 

 

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