Lisaろぐ。

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【デルタ株感染爆発】日本での現状。保健所のお仕事。

こんにちは!Lisaです。

 

現在、日本では猛威を奮っているデルタ株。

7月の後半から異常に膨れ上がり、8月には過去最高に。

 

そんなことになるとは思ってもみず、

私は保健所にて応援ナースをしておりますw

 

そうです。

ニュースでいう「保健所の指示待ち」

という仕事をしています。

 

つまり、

陽性者に電話して、

「療養期間」と「濃厚接触者の特定」「濃厚の観察期間」を決定しております。

 

私は派遣ですので、職員さんに相談しながら決定しています。

 

そこで、日本でのコロナウイルス、陽性者に対する対応、濃厚接触者について

アメリカ帰りの私がどう感じたのか書いていこうと思います。

 

 

行政は何もしてくれいない!

 

日本ではこのような声が上がっているのは知っていました。

いざ、現場に入っていてみると、

保健所の職員の方は、毎日働き、かつ毎日残業。

土日も出勤したり、かなり業務が逼迫しているのは明らかでした。

現状でも21時は超えています。

ピーク時は深夜帯なってこともあったそうです。

 

 

「行政は何もしない!」というあなた。

保健所ができることは決まっています。

保健所に言ったって変わりません。

 

決定しているのはもっと上の機関です。

何なら、あなたは選挙に行かれたのですか。とも問いたい。

 

また、クレーマーに多いのが、

「会食をして全員陽性でした。」というパターン。

感染拡大防止に協力しない方のほうが、苦情が多いように思います。

 

感染拡大防止になる行動を心がけていましたか。

保健所ばかりに頼ってないで、

国民1人1人の協力も必要です。

 

 

保健所の業務の逼迫理由。

 

理由は、「保健師が増えないから。」

これに尽きるかと思います。

私も保健士の資格は持っていますが、働いた事がありません。

現状でも看護師として、保健所をお手伝いしております。

 

でも派遣では仕事の幅も限られるので、

保健所の方が望んでいるのは、正規の保健師の増員だと思います。

 

 

ここがまずい日本

 

コロナ禍が始まった当初、

2週間前まで濃厚接触者を追っていたそうです。

自治体によって変わると思いますが、濃厚接触者を基本的に同居の家族に限定しています。

 

つまり、発症日より2日前で濃厚接触者に以前なら当てはまっていた方も「症状がでたら検査」ということで、濃厚として認定していません。

 

ここをYahoo!ニュースのコメント欄とかですごく批判している方がいらっしゃいますが、現状濃厚を設定して全て追いかけると、保健所の業務が逼迫しているので、陽性者として上がってきた方への連絡が何日も経ってしまします。その間に陽性者の方に行政から何も連絡がない、パルスオキシメーターも届かないではまさしく「放置」状態になります。

 

でも濃厚の認定が狭まったことで、今後陽性に転じる可能性がある方は市中に野放し状態であるのは事実なのです。

これをやめさせるには、ロックダウンしかありません。

ここが感染を止められない日本の現状です。

 

自宅療養中に死亡

 

コロナウイルスの怖い所は、『急変』の可能性があること。

といっても、死亡率の低さはアメリカのそれと比べて日本はかなり優秀なのですが、自宅療養中に死亡するというのは医療崩壊そのものです。

 

『命の危険を感じるほどでも入院できない場合がある』

ということです。

 

自治体によって対応が違うのですが、

『ファーストコールを早めに。』

という目標を設定していまして、診断から保健所の介入まで遅くとも翌日までには最初の電話をして、状況やご家族の簡単な聴取をしています。

その時点で、持病をお持ちの方や妊婦の方、重症化リスクのある方には優先的に介入しようと試みていますが、実際8月のように感染爆発してしまうと遅れてしまうのが現状です。

 

『保健所は何もしてくれない。』

と言いますが、

保健所職員のこの状況をどうにかしようと、日々奮闘しています。

私は派遣なので毎日入りませんが、数日空いただけで変更点がたくさんあります。

それほど、日々考えて対応策を変更しているのです。

 

現状、医療逼迫は変わらず、本格的にコロナ病院を作らなければいけない状況なのかもしれませんが、作ったところで医療者が集まるかと言う問題があります。

 

1番の解決策は、

『給料をあげる』

ことだと思います。

 

日本の看護師の時給、

とても安いのです。

派遣2000〜2900円。

療養ホテルは実際に陽性患者と接触の可能性があり、酸素ステーションは陽性患者と接します。

なのにこの時給、、、

 

誰が働くのかなとアメリカの手当等を聞いているから余計思うのかもしれませんが、低すぎるのではないかと思います。

派遣会社を通さず、政府が直接募集でもかけれたら働く人が増えると思うのですが、そうはいかないところが日本ですね。

 

 

結果、自宅療養が増え、家で急変して亡くなるという構図が出来上がってしまいました。

本当は、重傷リスクがあり入院させてあげたい方は電話越しでもいらっしゃいました。

でもそのレベルでは今は入院などできない状況です。

 

 

最後に

 

偉そうに語っていますが、みんな思ってることだと思います。

 

どうにもならないと諦める、仕方ないと思う、所は日本だなぁと。

アメリカのようなスピーディーさはないと思う所です。

 

ただ、日本に帰って驚いたのが『日本の感染対策の徹底、個人の意識の高さ』です。

 

学校ではかなり気を張っていますし、

個人でも不織布のマスクをされている方がかなり多いです。

おそらく、日本のワクチン接種率は一回目はアメリカに並びましたが、もう2回目もアメリカを抜いてくるでしょう。

アメリカで、『マスクを何日も変えない人』『マスク洗わない人』『ワクチン打ってないのにマスクを外す人』などたくさん見てきました。

あの国では、個人が尊重されるので日本ではできることができないこともあります。

 

同調圧力、批判されることが多いですが、コロナ対策には効果的であるような気もします。

 

自分も家族も感染しないように気をつけるしかない(気をつけたところでどうにもならないですが)

できることは一国民として努力していこうと思います。